

ヒバの特長は、第一に虫や木材腐朽菌に強いこと。昔から「ヒバ普請の家には蚊が3年は寄り付かない」といわれ、特に白蟻に対する強さは他の樹種には見られないほどです。これは防蟻に有効な成分を含んでいるためで、ヒバは殺菌性のあるヒノキチオールの含有量が多いのです。腐りにくく、耐水性があって湿気にも強い、強度もヒノキと同等という特性を活かして、土台や柱、軒廻り、浴室、濡縁、ベランダなどに用いられます。また、特有の強い香りがあります。
ヒバの価格はヒノキとほぼ同額です。能登ヒバのうち、クサアテと呼ばれる素直な材は柱やフローリングに、樹液を含む重いカナアテは土台に利用されます。ねじれや収縮については人工乾燥によって克服。都市部に向けた製品づくりを行なっています。
宮崎では「檜を使うとシロアリに喰われる。地の杉(オビスギ)を使えば大丈夫」と言われてきました。宮崎の杉の品種は、ほとんどがオビスギ(飫肥杉)です。このオビスギの芯材は、昔からシロアリ被害の防止に有効であることが知られており、家の土台や柱に使われてきました。この特徴について木材研究者が着目し、研究を重ねて芯財部に殺蟻活性成分が含まれていることが明らかになっています。
宮崎県木材協同組合連合会の調査によると、宮崎一つ葉海岸で平成12年9月からオビスギ芯持ち柱材と欧州産集成管柱のホワイトウッドとシロアリに対する耐久性について比較試験を行ったところ、2年後、明らかにオビスギの柱材が強いという結果がでました。また、宮崎県木材利用技術センターの耐蟻試験の結果においてもシロアリに対する杉の強さが確認されました。


「ミズダス」とは住友林業の開発した、乾燥中の木材の乾燥状態を管理しながら低コストで効率的に高品質の乾燥材に仕上げる高温乾燥システムです。
従来、スギやヒノキなどの背割りのなり芯持ち角は、乾燥方法が確立されていなかったため、表面割れの発生、高温による材の変色や乾燥スケジュールによっては内部割れの発生がありました。「MIZDAS」は、木材に取り付けたセンサーを利用した独自の高温乾燥による効率的乾燥技術が確立され、乾燥時間を短縮し、表面割れをほとんどなくし、変色も少なく、内部割れを押さえ、製材内部の含水率を15%にすることが可能になりました。
含水率15%というと、大気の湿気と釣り合った状態で、木材が最も安定した状態になります。
これによって、見映えが損なわれないばかりでなく、金物の接合が良くなり、耐震性能が向上し、加工や施工の効率も格段に良くなりました。










































